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ベトナム人のタクシードライバーにお金を盗まれた話

更新日:

最大のトラブル

友達と2週間ほど旅行に行ってました。
ベトナムに1週間、タイに1週間です。
ホーチミンの空港を下りたすぐ
最初で最大のトラブルに巻き込まれました。

空港出て市内行きのタクシーを探していると
案内人に声をかけられたのでついていきました。

で、案内されたタクシーに乗り込んだところで
運転手が私たちのお金に手を伸ばして
確認してきました。
気持ちわるいのですぐにやめさせました。

それからなぜか運転手は
車から降りてしまって戻ってきません。
代わりに案内人がやってきて
「こっちのタクシーに乗れ」と言われました。

こっちのタクシーはすぐに出発してくれました。
そのとき友達が財布のお金を数えて
大幅にお金が減ってることに気づいたわけです。

あわてて私も確認しました。
結局私は2万円、友達は1万円やられてました。

つまり目の前で堂々とお金を抜かれていたのに
まったく気づけませんでした。
(訓練に裏打ちされた手品の要領だと思います)

盗まれた分は後日キャッシングして済ませましたが、
半日はイライラした気分でした。
友達とお互いに罵り合ってました。

数日して冷静になって思い返すと、
「敵ながらすごいな」という気持ちも生まれました。

すごいと思うポイント

1.ターゲットの選定

旅行者は空港で両替して
財布にたくさん現地のお金を入れてます。
しかも新天地に降り立って気分が浮足立ってます。
ここで仕掛けると利益は最大化します。

2.分業体制

「旅行者に声をかけてタクシーに誘導する人」と
「タクシーで金を抜く人」でタッグを組みます。
「抜いた客をちゃんと送り届ける人」は仲間かわかりませんが、
前者の二人は組んでないと、仕事が成立しません。

分業体制にすることで仕事の成功率を飛躍的に高めます。

3.リスク設計

・「タクシー」という密室で行うことで他の目撃者を作らない
・足のつかない「現金」を取ったら「すぐに消える」ということで証拠を残さない
・泣き寝入りできる程度の金額(数万)しか取らない

これらを「業」として計画的に実行するのですから
かなりうまいやり方です。
熟成された(捕まりにくい)システムと言えるでしょう。

というわけで、2万は勉強代としてあきらめました。

「そこまで考えられるならまっとうにお仕事すればいいのでは」
というのは、日本という国で幸せに暮らしてる人の考えです。

もちろん98%のホーチミンの人は皆いい人でしたが、
たとえば小さいレストランでお金を出すときに
近くの子供たちが突然おしゃべりをやめて
私の紙幣をジッと凝視する瞬間を感じました。

つまり、2019年になっても昭和の日本のような、
乾きすぎるお金への執着があるのです。

友達と相談して、以後は個人タクシーには一切乗らずに
配車アプリGRABを使いました。
決済はすべてGRABが仕切ってるので、
運転手に直接お金を払うことがありません。

なので、ぼったくりトラブルは一切起こりませんでした。

GRABに何回か乗ってるうちに
タイでは面白いことも体験しました。

GRABでは事前に固定金額を請求されて、
乗車後、自動的に請求金額を引き落とされるのがふつうですが
なぜか変動価格160~220バーツ(550~800円くらい)
で請求されたのです。

「どうやって引き落とされるんだろう」
「GRABを使っても結局ぼったくられるのかな」
と思いながら乗り込みました。

このときの運転手はタクシーの運ちゃんで、
スタートと同時にメーターを回してくれました。
目的地につくと、メーターに表示されてる金額を
そのままGRABに入力してくれました。

メーターの表示は119バーツ(420円)でした。
つまり請求金額より決済金額が安くなるパターンでした。

「ドライバーさんがこんなことして
何のトクになるのかな?」
と考えて、わかりました。

これが「評価経済」なのです。

つまり、こういう運ちゃんには
良いレビューが集まるので
GRABからお客さんをいっぱい回してもらえるから
結局儲かるのです。

逆に、こういうしくみがなかったら
「目の前のカモ客からボレるだけボってやろう」
と考えるほうが合理的です。

このように評価経済が受け入れられていくと
東南アジアのあやしい感じが
どんどん減っていくんでしょうね。

長期的にみると、
どちらにお金が集まるかは明らかですよね。
ちなみに現地人でもGRAB使う人が増えてます。
(とくに女性)

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