今日は、『転売業=海賊業』
という話をします。
独立するのはカンタンです。
嫁さんがご飯を余分に作って、
旦那さんがお店で接客したら
小さな総菜屋さんがスタートします。
手に職があれば、
これもまたカンタンです。
たとえば、小学三年生のおかあちゃんが
昔やった留学経験を生かして
学校帰りの子供に
英語教室を開くこともできます。
もうひとつ、カンタンなのがあります。
金持ち父さんが『競争的な起業家』と
呼んでるものです。
以下、金持ち父さんの言葉を引用です。
---
競争的な起業家というのは、
いいアイディアを見つけたらそれをまねして、
もともとそのアイディアを思いついた起業家と
競争する起業家だ
---
もともとそのアイディアを思いついた起業家が
Amazonだとすると、
Amazon転売でメシ食ってる人のかなりの部分が
『競争する起業家』ですよね。
つまり、『Amazon公認の海賊行為』にあたります。
しかし、そもそもやってることが海賊行為なんだから、
セラーがAmazon様の無理難題に逆キレするのは、
トンチンカンで、おかしな話なのです。
「なんだ、Amazonセラーにケンカを売ってるのか?」
と思われるかもしれませんが、
言いたいのはそこではありません。
『まねる』というのは、かんたんだし、
リスクも少ないのですが、
そこを選んだら、ずっと競争し続けなきゃいけない、
ということです。
そこから逃れるには、
「自分だけの価値を作って提供すること」です。
そこを忘れたら、
今ある商材のノウハウを食いつぶして、
飽和してきたら、次の商材に移ることしか
できなくなります。
商売としては、不安定すぎます。
単純転売だけやってたら、先は長くないので、
独立して、ずっと食っていきたかったら、
猿マネばかりではなくて、
自分なりに工夫しましょうってことです。
次回は、『独立することは
サラリーマンより格が上になることか』
という話をします。