今日は、『幸せな負け犬はいない』
という話をします。
どこかのフットボールの監督が言ってます。
「幸せな負け犬がいるなら連れて来い。
そうしたら、それが本当の負け犬だと教えてやる」
ビジネスと恋愛は似てて、
どちらも『結果がすべて』です。
たとえば、友達が告白してフラれた。
彼を見る限り、フラれてもあまり気にせず
日々を幸せに送ってるように見えるかもしれない。
でも本当のところ、好きな人から
拒絶されたことが、「つらくてたまらない」のです。
なのに、フラれても平気なフリをしている人は、
「自分にウソをついてる」のです。
家に帰って、いろんな気持ちを抱えて
泣いているのです。
負ければ誰だってくやしい!
「幸せな負け犬はいない」ということです。
ロバートキヨサキさんは言ってます。
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1.負けるのが好きな人はいない。
負けは人が楽しみに心待ちにすることではない。
2.負けは勝ちにつながるべきものだ。
3.世の中には、「負けるのがつらい」という理由で、
すべての負けを避ける人がいる。
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サラリーマンとして成熟するほど、
『負けを避ける』ようになります。
たとえば、新卒で、大手に入って、40過ぎて、
新入社員の2〜3倍も給料をもらってる人は
今さらMBAを取って独立に備えたりしません。
ゆっくりヨーロッパに旅行に行ったり、
新作のゲームをしたり、アイドルを追っかけたりします。
そして私は、こういう人と話をするのが
すごく苦痛です。つまらないのです。
話しかけられたら、すぐに聞こえないフリをして逃げます。
チャレンジして、負けてくやしがる人は、
『魅力』があります。
だから社会人になっても社外で友達ができるし、
結婚してても、モテます。
私はよく下町の銭湯に行って、湯船につかって
となりのおっさんと話します。
この前話した、背中に獅子の刺青の入ったおっさんは、
60くらいですが、
ハタチの子を口説いてたりします。
「わかってるよ、女房も大事なんだよ。
でもな、チクショウ、かっわいいんだよな〜!」
と言ってます。
「おいおい、ノロけやがってー」
と言いつつ、風呂上りに、彼女とした
LINEのやりとりを見せてくるのにつきあいました。
彼がハタチの子にフラれたら、
きっと奥さんの前で、シュンとするのでしょう。
(バカですよね)
まとめると、負けるのはくやしいこと。
かといって、チャレンジ自体を避けるのは、
ただの負け犬ですよって話です。
次回は、『恐怖を燃やし尽くす』
という話をします。