今日は、『恐怖を燃やし尽くす』
という話をします。
この話を読めば、
ビジネスをはじめると出てくる『恐怖』に
立ち向かえますし、良いコンサルや塾を
見分ける方法もわかります。
ロバートキヨサキさんが、
サーキット場で車を猛スピードで走らせる講習に
参加したときの話を抜粋します。
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最初の三日間、車のスピードはどんどん上がり、
カーブの接近速度もどんどん速くなっていった。
そして、それにつれて、胃のあたりが締めつけられる感じも
どんどん強くなった。
超高速で学び、実行しなければならないことがたくさんあって
頭もいっぱいで、許容量を超えていた。
三日目の昼食時、私はとうとうインストラクターに、
なぜ「スピードをあげろ」といい続けるのか、その理由を聞いた。
ゆっくり運転して、スピードを上げる前に学ぶことを、
余裕を持ってしっかり学んだ方がいいと思っていたのだ。
インストラクターはにこりとして、こう言った。
「速く走ればスピードが『恐怖を燃やし尽くしてくれる』からですよ。
あなたの邪魔をしているのは恐怖です。
恐怖ににらまれると、あなたはスピードを落としてしまいます。
まだあなた自身じゃなくて、恐怖が車を運転してるんです。
だから、スピードをにらみ返して、
アクセルを思い切り踏みこむようにして欲しいんです」
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一言で言うと、
「怖ければ、むしろアクセルを踏め」
ということです。
私が昔、峠を攻めていたとき、
仲間もいなくて、インストラクターもいなくて、
でもスピードの向こう側を見たくて、
文字通り「死ぬ気で」アクセルを踏んでいました。
これは、若気の至りでできただけです。
こんなこと言われても、したくもないだろうし、
「そんなのできないよ」という人が大半だと思います。
だから、アクセルを踏めた人に
見守ってもらって、
「もっとアクセルを踏め」と
叱咤激励してもらうんです。
良いコンサルや塾は、あなたに
「もっとアクセルを踏め」と言ってくれます。
手前味噌ですが、私の教材を学んで、
「カメラ屋さんに行けました!」
「はじめて仕入ができました!」
「2個仕入れて出品できました!」
という報告もいただいております。
教材では、おもしろかったり、楽しかったり、
いろんな感情のルートで、「アクセルを踏め」
というメッセージを組み込んでます。
まとめると、
「怖ければ、むしろアクセルを踏め」
です。
これさえできれば、お金は稼げます。
次回は、『分析麻痺』という病気
という話をします。