今日は、『分析麻痺』という病気
という話をします。
女性と付き合ったことない人に
「どうやったら彼女ができますか?」
と聞かれたら、
「まず、売春宿にいきましょう」
と言います。
どうせ最初からうまくいきっこないのだから、
最初はお金を払ったほうがいいのです。
しかもアイドル顔で、肌がきめ細やかで
足首がキュッとしまってたりすると、
売春婦相手でもブルブルと緊張するので、
『グラマラス熟女一択』です。
ポテッとした、たるんだおばちゃんだったら、
べつに緊張もしないし、緊張してても、
「ぼくちゃんかわいいわねえ」
と言ってくれて、リードしてかわいがってくれます。
そうやって、実際に女を知ることで、
答えのない問いを頭に浮かべて、
また消して作り変える
というような無限ループから逃れられるのです。
ロバートキヨサキさんは言ってます。
---
プランはあって、完璧なビジネスを
頭の中や紙の上では作り上げているかもしれないが、
「分析麻痺」と言う名で知られる恐ろしい病気が
彼らにとりついている。
何かやってみて失敗するのが大事なのに
そうはしないで、「ただ失敗しないように」と
一生懸命に働く。こういう人は分析麻痺の世界に
はまり込んでいる。
---
どうせ、最初からうまくいきっこないのです。
私だって、今でこそカメラを教えたりしてますけど、
最初は4万円のカメラを買って、
3万円で売って、1万円の赤字を出してます。
(赤字になる理由もわかりませんでした)
よく伸びた教え子さんも、最初は買うだけ買って
ぜんぜん出品しなかったので、売上は0でした。
そんなもんなんです。
うまくいくときは、運が良すぎるか、
アクセルの踏み方が足らないのです。
ロバートキヨサキさんは、
高速ドライビングスクールを振り返って
こう言ってます。
---
ドライビングスクールのカリキュラムは、
速度を自分の限界まで上げながら、
運転中に「間違い」を犯すことに焦点を合わせていた。
高速運転中に間違いを犯し、それを正す能力が
高まるにつれ、私たちは自信をつけていった。
そして、最後の四日目、私は高速でひどい間違いを犯し、
カーブで車のコントロールを失ったが、
すぐにコントロールを取り戻し、
車をコースに戻して再び全速力でレースを続けることができた。
もしスクールの初日にそんなことをやろうとしたら、
病院送りになっていただろう。
---
つまり、モンモンしてるヒマがあったら、
実際にやってみて、さっさと失敗する必要が
あるのです。
そういう意味では、
ビジネスでの失敗は、『おたふく風邪』みたいなもんです。
はやいうちにやっておかないと、
大人になってこじらせます。
次回は、『損する恐怖』
という話をします。