今日は『諸行無常』
という話をします。
この前、コンサルの卒業生と会いました。
彼女は、私がはじめて教えた子で、
会うのは、10ヶ月ぶりくらいです。
どうしてそんなに連絡がなかったのかと言うと、
コンサル卒業のとき、彼女は「カメラで月30万稼ぐ」
を誓ったのに達成できなくて、くやしくて、
以後、私に合わせる顔がなかったそうです。
でも、今はバイマで月50万達成したので、
「そろそろ私と会ってもいい」と思ってくれたみたいです。
そこには、自分のストーリーがあって、
自らのプライドをかけた戦いがあります。
そこには「誰がいくら稼いでる」とか関係なくて、
自らに課したストーリーを完結すること自体に
価値があるんです。
彼女は、こう言ってくれました。
「はじめてネットビジネスを教えてくれたのが
会田さんで良かった」
こういうのはうれしいです。
「卒業後も、彼女は、心の中で対話してたんだな」
と、わかるからです。
当時は、「こいつ、言うこときかねえな」と思いながら
ガミガミ言ってました。
でも、ちゃんと残ってたんですね。
彼女は、セラーとしても成長しているけど、
人間としても、かなり成長してると感じ、
認識を新たにしました。
人は、変わります。
だから、もしあなたが、今、稼げてなかったとしても
恥じる必要は一切ないです。
私自身、すごい稼いでる人を目にして
自分の中でへんなヒエラルキーを作って、
平伏して、「ハハァー」と頭を下げてました。
でも、そんな自分はまちがってることに
気づきました。
だってそんなものは、コロコロ変わるからです。
「だったら、稼いでも意味ないじゃないですか」
そんなことはないと思います。
お金儲けも『諸行無常』じゃないかと思ってます。
「おいおい、会田さん。
仏教でもやってるんですか?」
私は、きちんとしたことを言うのがうまくないので、
松下幸之助さんの言葉を引用させていただきます。
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その昔、お釈迦さまは、『諸行無常』
ということを説かれました。
この教えは、一般には『世ははかないものだ』
という意に解釈されているようです。
そこには深い意味はあるとは思いますが、
そのような解釈をすることによって、現世を否定するようになり、
生きるはり合いをなくしてしまうようであれば、
これはお互いの益にならないでしょう。
私はそのように解釈するよりもむしろ、『諸行』とは
『万物』ということであり、『無常』とは『流転』
というようにも考えられますから、『諸行無常』とは、
すなわち『万物流転』であり、『生成発展』ということであると
解釈したらどうかと思うのです。
いいかえますとお釈迦さまは、「日に新たでなければならないぞ」、
ということを教えられたのだということです。
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