今日は、『ペンギン』という話をします。
「ペンギン」って知ってますか?
動物園や水族館にいる鳥です。
「ヨチヨチ歩いてるやつだよね」
「かわいいよね」
正直に言いますが、私はペンギンを「かわいい」
と思ったことは一度もありません。
しかし「美しい」とは思ってます。
なぜペンギンがズングリしてるかというと、
水中で、ものすごくスピードが出るからです。
なぜペンギンがヨチヨチ歩くのかというと、
地上より水中での活動(狩り)にフォーカスしてるからです。
水中は、魚類の天下です。
魚を追えば、群れで一丸となって翻弄します。
そんな魚にペンギンは、鳥なのに水中の真っ向勝負を挑みます。
左右そして水面と水深、立体的な群泳をする魚に対して、
戦闘機のホーミングミサイルのように追尾し、魚を
スパン!スパン!と削りとっていきます。
それが、ペンギンなのです。
しかし人間は「飛ばなくてラク」なペンギンから
広大な狩場(水中)を取り上げ、動物園のヨチヨチコーナーに
監禁して、「ドル箱」としてさらし者にしてきました。
そして狩りをすることを忘れさせ、人間の手から死んだアジを
食べさせ続けました。
ペンギンを「かわいさの象徴」として異常にフォーカスし、
「動物園ビジネスの広告塔」に仕立てあげました。
しかしそれは、本来のペンギンの生き方ではない。
...
「なぜ自分で苦労してビジネスをするのか?」
そんなことはわからない。
しかし想像することはできます。
・飢えるかもしれないが、水中で思う存分狩りをするペンギン。
・夕方のアジの時間に、仲間より少しでも前に行きたいペンギン。
自分がどちらのペンギンなのか、想像することです。
違和感がストレスを生むのではなくて、違和感に対して
見ないフリをすることがストレスを生むのです。
自分が野生のペンギンな気がしてしょうがない人は
副業でいいからさっさと自分でビジネスをはじめた方がいい
という話です。
別に会社を辞める必要はありません。
想像して、たしかめるだけです。