今日は、『ゆとり時代のゆとり人間』という話を
しようと思います。
「モンスターハンター」というゲームがあって、
みんなで協力して
強力なモンスターを倒すゲームなのですが、
実はベテランほど、やさしいのです。
顔も知らない新人くんのリクエストに
無償で付き合ってあげたり、
手柄を譲ったりする傾向が強いのです。
ゆとりがあると、やさしくなれます。
アニキや南国さんがやさしいのは、
経済的なゆとりも関係してると思います。
もちろん、ふたりの成功に比べると、
私の成功なんて、小さなものです。
でも、たとえば自転車で歩道を走っていて、
向こうから、ワンちゃんとか、おばあちゃんが
歩いてくると、完全に停車して、
相手が通り過ぎるまで待つようになりました。
おばあちゃんに「ありがとう」と言われると、
「どういたしまして」と答えます。
ワンちゃんは何も言いませんけど、
ワンちゃんの立場になれば、
自分より大きい自転車が停まってたほうが
安心できるに決まってます。
そういうことを思うとき、
「お金を持ってよかったな」
と思います。
でも、お金を持ってなかった頃は、
そんな気持ちがわかりませんでした。
「はやく稼いで、俺みたいになれよ~」
とかいうやつは、
「はやく破産して、俺以下になれよ」
と思ってました。
つまり、ゆとりがなかったのです。
むしろ、ガツガツしてました。
「思考は現実化するのかな」と思って、
ノートに、「月収100万円」とか、「年収1000万」とか、
人に見せたら引くぐらい、たくさん書いてました。
異常なほど、「大台」の金額にこだわってました。
たとえるなら、中学生が、女学生のパンツを
見ることに必死になるような執着心です。
だから、エックスの二乗とかどうでもよくて、
とにかくただ、女子のパンツが見たくて、
女子のパンツが見たいマンなんです。
だから、女性をエスコートすることは不可能です。
でも、中学生はそういうもんだと思います。
やがて中学生は恋を知り、
彼女にすべてを捧げてもらって
愛を知り、世界に対してやさしくなれるのです。
つまり、ゆとりがジェントルマンを生むのです。
お金も同じです。
稼げてないときは、とにかくお金がほしいですよね?
それでいいんです。
自分に正直になって
ガツガツしてたほうがいいです。
逆に、自分が満足するほど稼げてないのに、
「おれは、お金とか、興味ありませんから」
みたいな抑圧をすると、
いろいろとこじらせます。
まとめると、お金を持つと得られるのは「ゆとり」。
ゆとりを感じられない間は、ガツガツして
求めたいものを求めましょう、という話です。