今日は「為替が変動したときにすること」
という話をしたいと思います。
2018年は110円近辺で推移していたドル円ですが、
2019年年始には一時104円を抜けました。
年末年始の薄商いがねらわれたところもありますが、
10年ぶりの変動幅ということで、FX板は地獄絵図です。
「カメラは大丈夫ですか」
為替の分、値上げすればいいだけです。
別に大したことではありません。
カメラは「現物取引」なので
FXのようにレバレッジをかけてるわけではありません。
ロスカットも追証もありませんので
売れるまでじっくり待てばいいのです。
「でも商品の回転率が...」
「回転率」とか言うと経営指標を扱ってる感じがして
カッコいいですけど、
ようは、「値下げして在庫を吐いちゃおう」
ってことですね。
そういった「弱気」をバイヤーに見透かされるから
さらにへんなBestOfferを受けざるを得なくなって
買い叩かれるわけですね。
もちろん、あまりにも相場とかけ離れてるなら
価格調整したほうがいいと思いますが、
相場程度なら、高めでも売れるときは売れるし、
売れんときは売れんよって感じです。
なので、販売価格でバイヤーをコントロールしようとするより、
実は自分自身の支出をコントロールするほうが
かんたんだし、うまくいきます。
たとえば、私のおススメは
共同浴場の近くに引っ越すことです。
「ユニットバスじゃなくてセパレートがいい」
とか、お風呂の制約で家賃を下げられない
ことは多いですが、共同浴場ありきでお部屋探しすれば、
思い切ってガツンとお家賃を下げられます。
いろんな国のホテルに泊まればわかりますが、
東横INNクラスのホテルだと、だいたいバスがなくて
シャワーのみです。
もちろん文化の違いもあるとは思いますが、
狭い部屋に足を延ばして浸かれるバスを求めるあまり、
1~2万の家賃高を受け入れるというのは
合理的ではないように思います。
「銭湯とか昭和かよ...」
今の共同浴場は広くて衛生的ですし、たくさんのお湯を
処理する関係上、カルキも抜けてて肌トラブルも減ります。
いつでもいい温度だし、シャワーも使い放題です。
「入浴料がかかるし...」
逆に、1回数百円もらってお風呂掃除とかやりたいですか。
排水溝のフタ開けてヌメリとか取るのたいへんですし...
「お風呂メンテナンスのアウトソース」と考えれば
十分安いと思います。
ほかには車を手放すことも良いです。
駐車場選びを手放すと、お部屋選びの選択肢が増えるので
お家賃を下げられます。
どうしても車が必要ならカーシェアリングを使うといいです。
「デートや会食などのステータスを求められるときは」
タクシーです。
「使い慣れてる感」がステータスにもつながりますし、
会食目的だと経費を切りやすいです。
「水や棚などの重い買い物...」
ネットで(以下略)
「ハンドルを握ると俺の魂が駆り立てられて」
PS4のグランツーリスモを買うか、
天気の良い日にロードスターをレンタルするのはどうでしょう。
今は昔より経済格差がある分、「世間の目」という
共通物差しが通用しなくなってます。
なので、思い切った支出のコントロールをするかどうかは
自分次第なのかもしれませんね。