社長に弱点はあるのでしょうか。
「女に弱い」
それは社長ではなくて、
シャッチョさんの弱点ですね。
たとえば小さな会社の社長さんをつかまえて、
「社会保険!」って言ってみてください。
「社会保険、社会保険、社会保険」
連呼すると、
まるでボディブローを食らったように
苦悶の表情をするでしょう。
そう、社長の弱点は社会保険なのです。
社長自身はなぜかサラリーマンの倍払わないと
いけないのです。
しかもパートのおばちゃんの分まで
半分おごってやらないといけないのです。
(しかも感謝されません)
利益が、りえきがあーー
社会保険を請求された社長は
バルスを食らったムスカと同じです。
痛いのです。
痛すぎるのです。
しからばサラリーマンしながら社長を兼任するのはどうか。
本業のサラリーマンで給料天引きされてるんだから
二重支払いは要求されないだろう、
逃げられるだろう。
年金事務所の答え:いいえ、ダブルで払いましょう
しかも「社会保険のカードは
2枚のうち1枚選んで使えるよ♪」
って言われます。
目が、目があああ…
「いや、おかしくね?」
おかしくはないです。
このルールを知ると、光の道が見えてきます。
つまり、サラリーマンしながら個人事業主したら、
なんと…
ビジネスで儲けた分の保険支払いから
逃げられるのですね…
これだと極端な話、サラリーマンで年300万稼いで、
個人事業主で物販して年800万稼いでも
なぜか300万円の社会保険を払うだけで
OKになります。
これは脱法ではなくて、
社会保険は給与所得の人だけが払うルールなのです。
そのルールだと、パートのおばちゃんと社長は
同じカテゴリーだから払うのです。
でも物販(個人事業主の事業所得)は
ちがうカテゴリーだから払わなくてよいのです。
なので、副業バレしたくないから合同会社立ててる人は
一見イケてるっぽいですけど、実は大して稼いでないか、
「目があ」って言いながら社会保険払ってます。
これってイケてるんですかね?
「これはマイナンバーが普及したら塞がれる穴」
それはありえますので、あまりにひどい本業を選ぶと
定年まで詰みますね。
「嫁さんを社長にすれば、実はムスカしなくて済む」
そのとおり!
だから副業うまくいってて会社作ってる人は
自分は社長にならずに身内を社長にするのです。
「じゃあ、なんであいださんはそうしないの?」
バツイチの私にそれ聞きますかね…