今日は、レンズを買うのに、へんなこだわりはいらない、
といった話をします。
レンズを買って転売するのに、
「新品じゃないと買わない」
「デジタルカメラ用じゃないと買わない」
といった人がいます。
このようなことを言ってると、いつまでたっても買えません。
新品じゃないと買わない人は、クレームの問題からは
逃れられますが、商売のキモである高い利益率を失い、
ライバルとの過当競争や相場の値崩れからは逃れられません。
デジタル用じゃないと買わない人は、多くの
仕入れチャンスを逃しています。
仕入れチャンスを逃すということは、やっていれば
売れていたはずの商品が回転していないということです。
もちろん、デジタルだっていっぱい商品がありますが、
デジタルカメラの歴史は20年、フィルムカメラの歴史は90年です。
歴史の分だけ、仕入れのチャンスがあるのです。
また、フィルムの中古レンズを求める人はいっぱいいます。
ですから、自分がほしくなくても、市場としては十分すぎるほど
成立してます。
こんなことは、アドバンスドサーチを使って、ちょっと
リサーチすればわかります。
『自分が使いたい』と思うのと、『使いたい人がいる』
というのは別の話です。
逆に、こだわるところは何かと言うと、利益です。
レンズ転売とは、
お金をレンズに変えて、レンズをお金に変える、
一連の流れのことです。
だから、『レンズを持っている』というのは一時的な話です。
財布をひらいたとき、昨日より札束が、『ガバッ!!』と
分厚くなっていることにこだわります。
お金儲けがしたければ、商品自体にはへんな感情をいれずに、
儲けることだけを考えましょう。