今日は、『資本主義ディスティニー』という話をします。
あなたの給料がいつまでも安いのはなぜなのか?
「そんなの、会社に決まってるでしょう?
サービス残業で不当に働かせる
ブラック企業とか問題になってるし」
ええ、確かにそう思いますよね。
私も、会社でネットサーフィンするのにあきたら、
どうやって上司を闇討ちしようか妄想してました。
でも、名の知れた会社の管理職なのに、
昼休みの節電消灯された薄暗いオフィスで、
カップラーメンをすすってたりする人がいるのは
なぜなんでしょう??
クビ億の小玉さんが言ってます。
「ビジネスは『殺し合い』です」と。
そう、資本主義とは「殺らねば殺られる」を合言葉に、
ライバルより少しでも抜きん出るため、
より良いものを作り出していく戦争をする宿命なのです。
だから、A会社は一生懸命です。
B会社も、C会社も一生懸命です。
しかしがんばればがんばるほど、お客さんからみると、
「AもBもCも大差ないね~」
って言われちゃうのです。
これを『会社のコモディティ化』と言います。
こうなっちゃうとA会社は、お客さんからあまり
選ばれなくなっちゃって利益が減ります。
「もっと、もっと、ライバルと差をつけなければ。。。」
そこでA社は、仁義なき戦いに勝利するために
究極の人間戦法を編み出しました。
『わざと労働環境をわるくしてビジネス戦争に勝つ』
当然、B者もC者も追従。
こうして『ビジネス肉弾戦法』が常習化していった
というわけです。
それにしても『ビジネス肉弾戦法』ってどんなカラクリなのか?
そこで次回は、「ビジネス肉弾戦法のメリット」という話を
していきたいと思います。
楽しみにしててください。