今日は、『企業努力はやがて、消滅する』という話をします。
前回は、会社は、『労働者搾取』の方向から、最近はツールや
ノウハウを使って、『労働者に依存しない』感じで利益を
あげるのに必死ですよ、という話をしました。
だったら、「おれたち労働者は、いずれ搾取から解放されていって、
めでたしめでたしだぜ」って思いますよね。
でもですよ、『労働者に依存しない』儲け方って
かなりヤバいんです。
たとえば、前回私が話したebay自動出品ツール。
実は限られた会員さんだけ販売してます。
つまり私がプログラムをメールに添付して、送信ボタンを
「ポチッ」て押した瞬間から、極秘ノウハウが流出してるんです。
こうやって私がどんどんプログラムを売っていったら、
出品ツールを使うのが当たり前になってきます。
そうすると私は、他のセラーさんと差別化できません。
何かのノウハウだってそうですよね?
すごいノウハウが書かれた教材を買って、
「これを実践したら、もうずっと俺のターンだぜ」って
思っていても、1年経つと、もう無料プレゼントで
配られてたりすることって、かなりあると思うんです。
それでもみんなが「ずっと俺のターンだぜ」を望んでいるかぎり、
そのノウハウはどんどん広がっていくわけです。
「え、それが私の給料とどう関係あるんですか?」
そう、ソコですよね。
実は、会社がこのような機械化とかプログラム化にお熱をあげていくと、
『職場で働いているのは機械ばかりになってしまう』
ということが起きてしまいます。
つまり、
会社は、文句言わずに機械がいつまでも働いてくれるようになってウマー
↓
もう、機械があれば、人なんか要らない
↓
あなたの給料がどうとかいう以前の問題
↓
コストカットして利益を残そう
↓
要らない人はクビ
となってしまうんです。
この辺りは知らないとマズイ話なので、もう少し
掘り下げていきます。
というわけで次回は『職場で働いているのは機械ばかり』
という話をしていきたいと思います。
楽しみにしててください。