今日は、『悲壮ゲーム攻略法』という話をします。
前回は、新しい技術が次々と生まれすぎて、人間が逆に、
『借金まみれで追われてる人』みたいになってる
という話をしました。
会社だって、常に満腹状態のお客さんに、次々と
新しいものを買ってもらわないといけないのです。
わたしたちはこんな悲壮ゲームをどうやって勝ち抜いて
いったら良いのでしょうか。
今までずっと読んでくれてるあなたなら、
デフレとか円安は、会社が言い訳に使ってるだけで
『自分の給料の安さとは何の関係もない』ことは
わかっていただけましたよね。
じゃあ、昇給は?
年々、ダダ下がりです。
今の仕事のベテランになっても、機械化のサイクルが
早すぎて、珠玉の働きが給料に見合わなくなるんですから。
終身雇用は?
ベラボウに体力のある大企業以外は、維持できないでしょう。
むしろ規制緩和さえ進めば、今よりもっと広範囲の業種で、
必要なときしかお金を払わないシステム=フリーランス社会が
進む可能性が高いです。
だとしたら、どうします?
まず、おすすめなのは、『そういう人生設計で生きる』と
いうことです。
『今よりもっとケチになりましょう』というわけじゃなくて、
『今以上、会社に期待するのはやめましょう』ということです。
契約で決まってる時間はきちんと働いて、終わったら、
どんどん自分の好きなことをやればいいんです。
給料は、『働く人のストレス解消の経費』の性質があります。
だから、あなたの給料(売上)が減らされるなら、
あなたのストレス(経費)も減らしましょう、という話です。
そうすれば、今の幸せ(利益)は守れます。
むやみに会社に依存して、給料が減るのに滅私奉公すると、
あなたが『赤字倒産』します。
これが『守り』の考え方です。
次回は、『攻め』の考え方をお話します。
楽しみにしててください。