今日は、『ピントの話』をします。
先日、コンサルしてて、
「月1万くらいでチラシ配りのバイトをしたい」
と言うママ友さんの話になりました。
「会田さん、どうして彼女は
そんなことやりたいのでしょうか?」
と言われたので、
「彼女は、『人の役に立ちたい』と『稼ぎたい』が
混ざってるんですよ」
と答えました。
ピントというのは、カメラの用語で
『被写体への焦点』のことで、
ピントが合ってると、くっきりしていて
合ってないと、ピンボケとなります。
なので、ピンボケ=失敗写真、が常識ですが、
実はピントって、なかなか深い話なんです。
会田組で外注の話になると、
「いくらで募集すればよいですか?」
という話が毎回毎回毎回毎回でます。
どうしてそんな質問ばかりするのかと言うと、
外注を頼みたいあなたが、「稼ぎたい!!」
にピントが合いすぎてるからです。
だから、
「そんな値段でちゃんと仕事してくれるわけがない」
と信じる自分を、納得させる理由を探している
だけなのです。
どこかにピントが合ってると言うことは、
実はそれ以外でピントが合ってません。
だから、自分自身、わざとピンボケさせましょう。
「どんなにがんばっても死んだら骨になるだけ」
「私は、別に稼がなくてもいいんだ」
すると、『稼ぐ病の私たち』のほうが
『むしろ特殊』で、『人の役に立ちたい』と
『稼ぎたい』が混ざってる方が『むしろふつう』
という現実にピントが合うと思います。