今日は、『18金マインド』というお話をします。
先日、金やブランド物の買取してる方と
お話してました。
原価率とか聞きましたが、仕組み的には
カメラと似てますね。
で、金には『18金』と『24金』があります。
これは純金と他の金属の配合比率のことです。
24金が『純金』です。
それに対して18金は混ぜ物がしてあって
この場合の純金の配合率は約75%になります。
混ぜてるものは、主に、銀とか銅です。
銀が15%、銅が10%でイエローゴールド、
銀が10%、銅が15%でピンクゴールドになります。
こんな感じで、ジュエリやアクセサリには、
『混ぜ物がある』18金が使われることが
かなり多いんです。
だから、「ジュエリー買い取ります」と言うと、
18金が多いわけです。
『混ぜ物がある』と言うと、
なんだか損した気分になりますが、
混ぜるということは、かなり大切です。
なぜかというと、100%の金は
やわらかくてグニャグニャで
使い物にならないからです。
セラーとしてもそうですね。
最初は、「自分の好きなものを扱いたい」
「お客さんに喜んでほしい」という気持ちで
やったりします。
とってもピュアです。美しいです。
でも、利益率より好みで仕入れてしまったり、
クレームが来ると精神的ダメージが大きすぎて
立ち直れなかったりします。
ピュアすぎて『もろい』です。
それが、セラーとして成長すると、
稼ぎが安定してきます。
でも、最初のころのようにピュアじゃなくなります。
なんていうと、また好感度がさがりますね。
でも、そうなんだもの(苦笑)
商売人になりたければ、
どこかで『良い人』をやめないと
いけないということです。