今日は、『太陽光バブル崩壊』という
お話をしたいと思います。
2015年3月5日のことです。
ついに、住宅向け太陽光発電システム販売の
リベルテが自己破産を申請しました。
リベルテの倒産は序章にすぎず、
今後、太陽光発電関連の会社は
倒産しまくるでしょう。
どうしてこうなっちゃったのか?
理由としては、ふたつあります。
ひとつは、『出力抑制』です。
『出力抑制』とは、発電所の電力が
余ってるときは、発電所は、
住宅やメガソーラーからの買取りを拒否する
というルールです。
今のところ、九州電力以外は
ルールの導入が見送られていますが、
いつ、東京電力や中部電力、関西電力に
導入されてもおかしくないです。
もうひとつは、電気の買取り単価が
年々下がってることです。
2014年に32円/キロワットだったのが、
2015年7月には、27円/キロワットに
下がる見通しです。
そりゃあ、そうですよね。
ソーラーパネルがどんどんできたら、
需要と供給の関係で、そうなっちゃいますね。
なので今後、「太陽光発電で住宅ローンを払う」
みたいに考えて家を建てたら、たいへんなことに
なるということです。
せいぜい、
「毎月の電気代がペイできたらいいなー」
くらいに、考えておいたほうが
よいということになりますね。
何かに乗っかって儲けるのは、手軽ですけど
自分でコントロールしにくいです。
商売は、お手軽ではないですけど、
自分でコントロールしやすいのが
強みだな、とは思います。