今日は、『チュウリンホー』という
お話をしたいと思います。
『チュウリンホー』とは、『中二病』と
似てますが、れっきとした中国語です。
『90後』と書き、1990年以降に生まれた
世代のことを言います。
彼らは、日本でいう『ゆとり世代』で、
「自己中心的で個性的な面」があります。
なので、工場で働いていても、
「こんな単純労働、やってられるか」
と言って、いつの間にかやめたりします。
だから工場は、毎朝の点呼からはじめないと
いけない始末です。
そんな中、中国政府の経済活動指針である
『第12次5か年計画(2011-2015)』によると、
『高度整備製造業発展プラン』として、
産業ロボットの増強にすごい力を入れてます。
中国は今、安いものを作る世界の工場から、
製造強国である『ポスト日本』に変わろうと
してます。
今の中国は、日本のバブルのときのような
勢いのある感じですが、これから何もしなければ、
今の日本のように弱くなってしまうって考えてます。
だから、やっきになってます。
その背景には、避けられない人口の問題が
あります。
中国の労働者人口は2015年がピークで、
2030年には、働き盛りの人がマイナスになります。
つまり、日本と同じになっていくのです。
・働く人も減ってくる。
・朝、工場に人が来ない。
だから、『労働力』を『機械に変えよう』とするのです。
「会田さん、今日の話、何が言いたいの?」
はい。
『90後』を『外注さん』に置きかえて
読んでみてください。
参考になれば、幸いです