今日は、『通常の4倍、Yesを言わせる方法を防ぐ方法』
をお話します。
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質問「これから2年間、毎週2時間ボランティアをしてください」
回答「いやです」
質問「じゃあ来週、少しだけボランティアをしてください」
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といった『拒否したら情報』法は非常に強力ですが、
この方法をどうやってブロックしたらいいのでしょうか。
他人の申し出をいつも拒否することですか?
いいえ、ちがいます。
もちろんすごい防御力でブロックできるでしょうが、
誰かと協力して生きていくことが困難になるので
かなり不便です。
なので、最初の好意や情報は誠意をもって受け入れます。
そして、
「あれ、この人は心理テクニックを使っているぞ!?」
と感じたら、頭の中で
こちらも『対テクニックモード』に切り替えることです。
つまり受け取った好意や譲歩は返さないのです。
ふつうは「好意を受けたら申し訳ないなあ」
と思ってしまいますが、
「モードを切り替えたときだけは返さなくてよい」
と、自分の中であらかじめ決めておくのです。
これができれば、へんな営業をかけられたとき、
不利益をこうむることはないでしょう。
次回は第2のの心理テクニック『一貫性のワナ』
についてお話ししたいと思います。